EQUIPMENT 設備紹介
株式会社東盛は、最新のリサイクル設備を備え、鉄・非鉄金属の効率的な処理を行っています。
主要設備として、1,000トンのギロチン、日量60トン処理可能な破砕機と破砕選別ライン、
PC450ラバンティ、17台のユンボ、10台のフォークリフト、ペーローダー、放射線検知器などを保有し、
幅広いスクラップの適切なリサイクルを実現しています。
機械設備
- ギロチン 1基(1,000t)
- 破砕機 1基(処理能力:60t/日)
- 破砕選別ライン 1基(処理能力:60t/日)
複合素材の投入起点となる破砕機で、各種有価物を細かく破砕・解体。
磁選機によってシュレッダー鉄を抽出し、さらにトロンメルにて粒径を調整して次工程へと搬送します。 - 放射線検知器 1基
- 渦電流選別機
非鉄金属の中でも導電性を持つアルミ等を回収する装置です。
磁選で除去できない非鉄をここで分別し、より高純度な状態で次のX線選別へ。 - X線選別機(2025年4月 本格稼働)
X線によって素材の密度や原子番号の違いを識別し、高純度なアルミを効率的に抽出します。
ステンレスや亜鉛を含む異種金属を正確に分離することで、再生材としての品質を一層高めることが可能です。
選別後、アルミ以外の素材はプラスチック系の選別工程へと送られ、さらに高度なリサイクル処理が行われます。 - 比重選別ライン(塩水)
プラスチック原料を多段階の塩分濃度で調整された塩水に通すことで、各素材の微妙な比重差を活かして選別を行います。
異なる素材はそれぞれ異なる深さ・濃度層で浮沈するため、高精度な素材分離が可能です。
同時に、洗浄・乾燥工程も組み込まれており、汚れや異物を除去しながら、次工程へ進む際の品質を安定的に保つ役割も担っています。 - 静電選別ライン
プラスチックが持つ帯電性(耐電率)の違いを利用し、種類別に高精度で選別。
選別率は約98%。不明確な素材は自動で循環して再処理されます。 - 色選別機
再生フレークをカメラ・光学センサーで判別し、白・グレー・黒の3色に分類。
最終製品としての統一感・品質保持に貢献します。 - ペレタイジングライン
色分別済みの再生フレークを溶融し、用途に応じた再生ペレットへと成形します。
白フレークは白ペレットに、複合色は黒ペレットとして製造され、国内外の需要に応える高品質原料として出荷されます。
重機
- ラバンティ 1基(PC450)
- ユンボ 各種17台
- フォークリフト 各種10台
- ペーローダー 1台
車両設備
- 大型トレーラーヘッド 3台
- ユニック 1台
- 3t平ボディ 1台
- アルマジロ(大型動力清掃機) 1台
- アームロール車(大型) 3台
- アームロール車(4t) 2台
- 深箱台車 3台
- 低床台車 1台